ブックタイトルちびっこぷれす Chibikko press 2017年1月号 NO.212

概要

ちびっこぷれす Chibikko press 2017年1月号 NO.212

8紹介者●若林若奈さん（のびのびチビッコひろば）岩崎保育園が運営する子育て支援センター。飲食もできる和やかな雰囲気に市外からの利用者も。イベントは予約なしで参加可。絵本教育を強化中で、よみきかせや絵本コーナーもあり。●甲州市勝沼町下岩崎 1002-1９：00 ～14：00／土日祝日休館／対象＝未就園児とその親／利用料無料TEL0553-44-5514【のびのびチビッコひろば】●のびのびチビッコひろば・若林若奈さんのこの一冊「まるまるまるのほん」思わずハマる！ 本じゃなくて新感覚のタブレット？年齢を問わず一緒に楽しめるはずです。谷川俊太郎さんの訳もポップで今風で驚きました。80 歳を超える大御所詩人なのに、いつまでもお茶目でユーモラス。谷川さんは著作も翻訳も素敵な絵本がいっぱいあるので、ぜひ手にとってみてください。『もけら もけら』『もこもこもこ』などもオススメです。　「これは、よむほんではありません」。そう表紙の裏に書いてある通り、新しい感覚のユーモラスな絵本。「くりっくしてみて」、「ほんをちょっとゆすってみよう」なんて言葉に導かれて、立ち読みでつい最後まで遊んじゃったほど（笑）。赤ちゃんからタブレットを触りたがる年頃の子どもや大人まで、エルヴェ・テュレ＝作、谷川俊太郎＝訳（ポプラ社 2010 年）紹介者●小宮山香奈さん（富士幼稚園）甲斐市の敷島図書館が近く、年長児が連れ立って本を借りに行くイベントも。未就園児が参加できるなかよしクラス（月 2 回）では、工作や運動、水遊びなどが楽しめます。●甲斐市島上条 2228TEL055-277-5515【富士幼稚園】●富士幼稚園・小宮山 香奈さんのこの一冊「しろくまちゃんのほっとけーき」ぽたあん、ぷつぷつ…世代を超えて愛される伝説のシーン（笑）、焼けるシーンがプリントされたT シャツを持っているんですが、着ていると子どもから「それ知ってる！」って声をかけられるんですよ。この一冊を通して、「ホットケーキ、作ってみよう」なんて親子のコミュニケーションが生まれたり、お料理に興味を持つきっかけにもなりそうですよね。　この本は子どもの頃から大好きで、母に読んでもらった情景を今でも覚えています。卵を割ってしまうシーンにドキドキしたり、「ぽたあん」「どろどろ」という擬音語の楽しさにわくわくしたり。実際に初めて焼いたときは、「ほんとに“ぷつぷつ”してる！」と感激したものです。この本が好きすぎてわかやまけん（こぐま社 1972 年）