ブックタイトルちびっこぷれす Chibikko press 2016年4月号 NO.203

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概要

ちびっこぷれす Chibikko press 2016年4月号 NO.203

14遠慮せずに相談に来てほしいです。編 センターを利用する効果を、どう感じていらっしゃいますか?齊藤 助産師さんがじっくり指導やフォローをしてくれるのは大きいですね。利用後、自宅で安心してすごせるようなアドバイスをしていただけるのがありがたいです。あとは、初めての子どもだと夫婦で温度差があるケースが多い。距離を置いて息抜きするだけでも風通しがよくなります。幸せだけど大変な時期を少しでも楽しく乗り切れるようと思っています。不安って主観的なものだから、しんどくなる前に利用してほしいですね。の健康増進課の窓口に来てもらって、様子を聞きながら申請書を記入していただいています。編 どうして日帰りにも補助金を出そうと思われたんですか?齊藤 その人のライフスタイルに合ったケアが必要だという考えですね。宿泊が難しい人もいれば、夜は旦那さんが帰ってくるから大丈夫だけど日中一人で不安が強い人もいる。泊まるほどじゃないけど助産師さんのアドバイスをもらいたいとか。実家が近くでもサポートを受けられない人もいるし、母乳が出なくて煮詰まる人もいる。宿泊以外の選択肢があった方が利用が広がると思うので、せっかくの産前産後ケアセンター、宿泊が難しいママも利用してほしい。そんな思いから日帰りケアに対しても補助金を出しているのが南アルプス市です。現時点では県内唯一ですが、今後は他の市町村にも広がるかも? 南アルプス市の担当者・齊藤美穂さんに、背景にある思いをうかがいました。編集部 宿泊はすべての市町村から補助がありますが、南アルプス市は日帰りでも出してくれるんですね。齊藤 はい。10:00?16:00まで滞在できて、自己負担額は3000円+昼食代900円。実際にかかる費用との差額を市が負担することにしました。一人につき基本的に4日分まで補助します。編 どんなママが利用できますか?齊藤 市内に住所がある産後4ヵ月までのママが対象です。育児への不安や負担感を感じていて、リフレッシュやサポートの必要な方が利用できます。上のお子さんも連れて行けますよ(滞在費有料)。まず市写真・中=あんふぁんねっと(南アルプス市の子育て支援団体)が主催した、市内のママによる産後産後ケアセンターの見学会写真・右=齊藤美穂さん(南アルプス市健康増進課・TEL055-284-6000)県内初、南アルプス市が日帰りケアにも補助を決定毎月ワクチン講座・アロマ講座・勉強会などを開催しています。