ブックタイトルちびっこぷれす Chibikko press 2015年1月号 NO.188

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概要

ちびっこぷれす Chibikko press 2015年1月号 NO.188

14岩田学園パパ部による“私のこの一冊”楽しみながら様々な活動を行っている、いづみ・みたま幼稚園のパパ部。ついには絵本イベントも企画してしまった絵本大好きなパパたちに、お気に入りの一冊を紹介してもらいました!甲府市にあるいづみ幼稚園・みたま幼稚園の有志のパパたちによるグループです。絵本イベントやゲーム大会、小児救急法講習などを企画。パパ同士の交流も活発に行っています。1/25には絵本イベント「The親父絵本?パパと一緒に絵本を楽しもう?」を開催(詳細P.23参照)。TEL055-228-4011(いづみ幼稚園・岩田理事長)【岩田学園パパ部】獲物であるアンキロサウルスに、パパだと勘違いされたティラノサウルス。ちょっと変わったパパと子どもの物語です。ティラノサウルスを私が低い声で読むと、息子は大喜び。アンキロサウルスを息子が読みながら、親子でかけ合いをしています。最後のシーンでは、小さな子どもにもその悲しさがちゃんと伝わるみたい。私も涙をこらえながら読んでいます。おまえうまそうだな宮西達也(ポプラ社 2003年)紹介者●良太パパ(あきとくん・3歳)働く車に乗ったこびとたちが活躍する「おたすけこびとシリーズ」。お母さんに誕生日ケーキ作りを頼まれた、たくさんのこびとたち。トラックやショベルカーなどに乗って、卵を割ったり、粉をまぜたり。読みながら子どもたちも一緒に身振り手振りを交えて、小さなコックさん気分で絵本の世界を楽しんでいます。主人公のトチくんが、100階建ての家を上っていくお話。「さぁ、次はどんな階かな?」というかけ合いと、ページを縦に開く面白さを楽しんでいます。幼稚園のイベントで私がいつも読む“持ちネタ”でもあります。たくさんの生き物や 生活のシーンが描かれているので、子どもたちは細かいと ころまで見て色んな想像をふくらませているみたい。この  絵本をきっかけに、ホタルを見に行ったり、温泉に行っ   たりと、たくさんの刺激をもらっています。弟が生まれて、ちょっと寂しい思いをしているお兄ちゃんのお話。それまでは妻が子どもに絵本を読んでいるのを横で聞いていた私に、子どもに絵本を読むことの楽しさを教えてくれた一冊です。親子のコミュニケーションツールとしては最高。なかなか口に出しては言えないことも、絵本を通してなら伝えられるところが絵本の素晴らしさだと感じています。「これなあに」と示されるのは、白黒で描かれた野菜の断面図。子どもとやり取りしながら楽しめる絵本です。トマト・ピーマン・玉ねぎ…。意外と大人が見てもわからないことも。8歳・5歳・3歳の子ども、そして大人も同じ目線で絵本の世界に入れるところがいいですね。おたすけこびとなかがわちひろ=作、コヨセ・ジュンジ=絵(徳間書店 2007年)100かいだてのいえいわいとしお(偕成社 2008年)やさいのおなかきうちかつ(福音館書店 1997年)ザザのちいさいおとうとルーシー・カズンズ五味太郎=訳(偕成社 1996年)紹介者●公之輔パパ紹介者●泰之パパ紹介者●圭パパ紹介者●比以呂パパ