ブックタイトルちびっこぷれす Chibikko press 2014年12月号 NO.187
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ちびっこぷれす Chibikko press 2014年12月号 NO.187
31無事に育てる 数年前に亡くなった三毛猫のハナちゃんが最初にわが家に来た時、子猫を2匹連れていた。どうしたものかと考えていたところ、ある日の大雨の後、1匹いなくなってしまった。雨の中を連れて出かける姿は見たので、どこかに置いてきてしまったらしい。捜したけれど見つからず、しばらく後になって近所の人に畑で子猫が死んでいたと聞いた。ハナちゃんは頭も悪くないし、愛情深い猫だったと思う。あっさりしている母猫もいるようだが、自分より先に子猫にエサを食べさせ、なんやかんやで不妊手術の前にもう一度出産した子どもたちが大きくなってからもずっと気にかけて、面倒見のいい母親だった。それでも生まれた子ども全員を無事に育てるのは大変なことだったのだなぁと今になって思う。 1歳になった次男の動きが激しくて、今それを実感している。歩くのが上手になり、どこへでも行ってしまう。長男より無鉄砲。歩く速度も速くなり、おじいちゃんおばあちゃんでは追いつけない。どこかに頭をぶつける回数も長男の時より多い。私がちょっと長男の相手をしている隙に体で戸を開けて部屋を出ていく、ゴミ箱をひっくり返す、わけのわからないものを口に入れる…。1分で5つぐらい何かやらかしてくれる。毎日これをやっていると、無事に子どもを大きくするってすごいことだな?!と本当に思ってしまう。小学生ぐらいの子どもを見ると「よくここまで大きくして、あのお母さんエライな?」。尊敬の眼差しだ。男の子4人兄弟とかだったら、もう成績だの細かいしつけだのより、とにかく一人も死なせずに元気で大きくすることが目標でいいんじゃないか。 日常のアクシデントだけでなく、最近は思いがけない災害や感染症、子どもが被害者になる犯罪も怖い。集団的自衛権、憲法改正…現政権になってから問題になっている。子どもたちが戦争に駆り出されて命を落とす、そんな事態からも絶対に守らなければならない。何も特別なことなどできなくていい、ケガなく、無事で大きくなってくれさえすれば…。だって、それってけっこうすごいことじゃない?療育相談・保育所等訪問支援・相談支援・なかよしサークル(親子遊び)を実施しています。お気軽にお問い合わせください。発達の遅れや偏りが気になるお子さんが安心して通える園です。すこやかな発達と成長を促すための療育プログラム、身の回りのことが自分でできるように導き、体験学習により社会性を育みます。笑顔いっぱいの楽しい毎日です。 ※療育手帳がなくても利用可。うんどうかい