ブックタイトルちびっこぷれす Chibikko press 2014年11月号 NO.186

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概要

ちびっこぷれす Chibikko press 2014年11月号 NO.186

11田邉 美佳 さん (坊々工房&中学校給食室) 田邉美佳さんがパン作りを始めたのは8年前。長女のアトピーがひどく、母乳の元である食事にケアしようというのがきっかけでした。 「イチから作る感じが面白くて。自然の力でむくむく膨らむ様子を見ていると、ゾワゾワしちゃう(笑)」。幼稚園でのお裾分けが評判になり、ママ友主催のイベントで販売したのが3年前。以来マルシェなどに「坊々工房」の名で出店するように。家族の時間と夢の両立 昨年から中学校の給食室でパートを始めた田邉さん。平日4日間、8時半?15時半の勤務で夏休みもあり、調理師免許にも有利になります。 「子育てを楽しみつつ周囲に負担をかけない働き方がいいな、と。夫も忙しいのに、『私だって働いてるんだから手伝って!』と言いたくなかったから。目標があると働いていて楽しいし、衛生管理や数百人分の下ごしらえなど学びも多いですね」。下の子が幼稚園の頃はファミリーサポート制度を利用。職場は同世代のママが多く、子どもが病気で休む時も協力的な雰囲気だといいます。子どもの話を聞くのを優先 慌ただしい平日。「家事は手抜きしてもいいから、その分子どもの話は受け止めたいなあと。『そうなんだー、それで今どういう気持ちなの?』と否定も肯定もせず聞くようにしています。食事は炒飯とか一品ものの日も多くなるけど(笑)」。 週に一度の平日休みと22時以降は大事な自分の時間。パン教室に参加したり、片付けや洗濯の合間にパンを仕込んだり、テレビを見てリフレッシュしています。 夏休みは朝から晩まで子どもと遊び、メリハリの利いたワークライフバランスで夢に着実に近づいている田邉さん。「将来はすごく朝早くからやっているパン屋さんかカフェをやってみたいですね」。「天然酵母パンはちょっと固い」というイメージが変わる、軽やかで風味豊かな田邉さんのパン。小麦の産地など材料の安全性にもこだわる。電子レンジを使わない田邉家で欠かせないのが、せいろ。鉄鍋でまとめ炊きしたお米や冷凍したおかずの温めに活躍。パンを蒸すとしっとり焼きたて風に。田邉美佳さん埼玉県出身、甲斐市在住。結婚を機に夫について2003年から山梨へ。長女のアトピーをきっかけに作り始めた天然酵母パンが評判となり、「坊々工房」の名でイベント出店も。昨年から給食室でパート勤務し、調理師免許への足がかりを作っている。8歳の女の子、6歳の男の子のママ。育児を楽しみながら、一歩ずつ夢へ5:45起床。パンを焼いたり、夫のお弁当、朝食を作る。20:0019:0023:006:00仕 事18:0021:000:0016:008:30子ども起床。焼きたてのパンで朝食タイム。6:30身支度など7:3018:00夕食準備。生協(パルシステムと生活クラブ)で買い物を簡略化。パパが帰宅7:50学校へ送り出して出勤9:0015:30退社。学童へお迎え。22:00家事&自由時間。パンの仕込み、洗濯も済ませて干す。0:00出 社帰宅。習い事がある日は送迎など。夕食。先に食べ終わって片付け始める。入 浴21:00子ども就寝。一緒に寝てしまうことも。就 寝