ブックタイトルちびっこぷれす Chibikko press 2014年11月号 NO.186

ページ
10/48

このページは ちびっこぷれす Chibikko press 2014年11月号 NO.186 の電子ブックに掲載されている10ページの概要です。
秒後に電子ブックの対象ページへ移動します。
「ブックを開く」ボタンをクリックすると今すぐブックを開きます。

ActiBookアプリアイコンActiBookアプリをダウンロード(無償)

  • Available on the Appstore
  • Available on the Google play
  • Available on the Windows Store

概要

ちびっこぷれす Chibikko press 2014年11月号 NO.186

10田中 沙織 さん(SORA母乳育児相談室) 「本当は小児科に行きたかったんですよ(笑)」。しかし看護師になった田中さんが配属されたのは産科でした。これをきっかけに田中さんとママたちとの深い関わりが始まりました。その後、より幅広いケアをしたいと助産師の資格を取得します。 「助産師としてママたちをケアしていると、深刻なおっぱいトラブルを抱える人が多いことに気づきました」。そんな時にたまたま目にしたのが桶谷式母乳マッサージ。これだ!と思った田中さんは病院を辞め、1年かけて桶谷式母乳マッサージを習得。山梨で唯一の桶谷式の認定者としてSORA母乳育児相談室をスタートします。おっぱいをあげに保育園へ SORAを初めて5年目の時に妊娠し、臨月ギリギリまで働いていたという田中さん。産休中もママたちからの連絡は途切れず、「待っていてくれるママたちがいるから…」と、子どもが6ヵ月の時に少しずつ仕事復帰をしていきます。子どもを扱う仕事だから大丈夫だろうと、初めは自分の子どもを連れ訪問へ行っていたのですが、いよいよ動き出すようになると仕事にならない! 一時保育の可能な保育園を探し、現在は仕事のある時だけ預けるようにしています。仕事の合間、お昼の時間には子どもにおっぱいをあげに保育園へ通っているのは、母乳の大切さを知っている田中さんだからこそ。やりがいのある大好きなシゴト 「自分が仕事をしていく上で、自分の出産や育児はスキルアップにもつながった。新しく気づくことがいっぱいあったから、もっとママたちに近い位置でお話しできるようになったと思うんです」。助産師はやりがいのある大切な仕事と話す田中さん。自分の好きな仕事をするために、家族のサポートは欠かせません。土曜日はパパが子どもを預かり、家事の分担もしています。「小さなうちから保育園に預けているからこそ、家族で一緒にいられる時間を大切していきたい」。「桶谷式直接授乳訓練用母乳相談室」。トラブルなどで直接母乳をあげられない時、この哺乳瓶でトレーニングして母乳育児へつなげます。フードプロセッサーは、離乳食の時に活躍しました。おかゆや野菜のペーストを作り冷凍しておけば、忙しい時にも便利。田中沙織さん10ヵ月の男の子のママで助産師。山梨県では唯一の桶谷式母乳マッサージの認定者としてSORA母乳育児相談室を開業。県内全域を訪問しながら、おっぱいトラブルに悩むママたちにおっぱいや母乳に関するケアをしています。現在、中央市にある自宅に助産院をオープンするための準備中。待っていてくれるママたちがいるから6:00起床。朝食準備やパパのお弁当作り、自分の身支度など。朝 食仕事開始10:006:009:00仕 事18:0021:007:309:00子どもを保育園に送る。12:0017:00夕食の買い物20:0019:30子どもをお風呂に入れるおっぱいをあげに保育園へ。自分の昼食は移動しながら食べることも。仕事終了15:3016:00お迎え夕 食18:30子どもを寝かしつけた後は、片付けや洗濯、仕事の準備など。就 寝23:3012:00