ブックタイトルちびっこぷれす Chibikko press 2014年10月号 NO.185

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概要

ちびっこぷれす Chibikko press 2014年10月号 NO.185

17にすぐに「母親が…」となってしまう。ママたちはそのプレッシャーで不安になって、結果としてのびのび自由とは逆のことをしてしまいがち。“しなければならない”という呪縛の中で生きていくのはすごくつらいことです。編 次回の講座で伝えたいことは。阪本 自分らしく生きるヒントを得てほしい。自分らしく生きると決めることで、楽しい気持ちで、自分らしい子育てができると思う。気持ちが安定すれば、体調も安定するし、子どもにもいい接し方ができると思います。まずは大人が自由に編 阪本さんがそもそも、いきはぐ大学の活動をしようと思ったのはなぜ?阪本 初めて子どもが生まれた時、この子には自由に生きてほしいと思いました。でも子どもにそうなってもらうには、その前に大人が自由に生きた方がいい。そんな思いから始まったいきはぐです。私自身、自由に生きるということの答えを明確に持っているわけではないですが、参加するみんなとそのことについて一緒に考えていきたいと思っています。編 小栗さんってどんな人ですか?阪本 八ヶ岳にクリニックがあって、薬を使わずにカウンセリングやセミナーを中心とした治療を行っている精神科医です。彼自身が4人の子どもの子育て中。話の中によく「自分らしく生きる」という言葉が出てくるのですが、私はそのキーワードが大好きなんです。10 月にはまさに「自分らしく生きる」をテーマに講座を行います。みんなのびのび育てたいのに編 阪本さん自身、彼の講座から感じたことは?阪本 「あぁ、今のままでいいのかな」と、安心することができました。それから人にはニーズがあると思うんです。編 ニーズ?阪本 それぞれの大切なものとか、心の支えになるようなもの。私の場合はその一つが“家族でわかり合うこと”なんですけど、それがわかると色々悩んだ時に、そこが立ち帰る場所になる。そんなことも講座を通して改めて感じたことかな。編 今の時代はその“立ち帰る場所”がわかりにくくなっているのでしょうか?阪本 ママの立場で言えば、きっと多くのママが子どもたちをのびのびと自由に育てたいと思っているはずです。でも今は特に核家族が多いので、何かあった時編集部 いきはぐ大学山梨校ってどんな団体なんですか?阪本 出産・育児・子どもの教育・仕事・介護…。女性って色々なライフステージがありますよね。そこで生きていくのに必要なエッセンスというか、心の芯になるようなものをみんなで考えていこうという趣旨で、昨年スタートしました。編 どんな活動をしていますか?阪本 月1ペースで様々な講座を開いています。コーチングの講師を招いて「子どもの才能を伸ばす」講座、本を持ち寄って読書会、オリジナル名刺作りに占い…。色々ありますが、コンセプトは“自分を知る”こと。占いで自分を顧みたり、オリジナル名刺を作りながら「自分はこんなことが得意なんだ」と再認識したり。こころが軽くなるノート編 精神科医の小栗哲久さんの講座も行いましたね。阪本 彼の著書「こころが軽くなるノート」で読書会をしたのですが、かなり子育てに通じるところがある。それで「この本のママ版ができませんか?」とお願いしました。小栗さんの話は具体例がすごくわかりやすく、「ちょっとゆるめる」とか「視点を変えてみる」とか「がんばらない」といったメッセージも胸に響くので、参加者の満足度はとても高いです。自分らしく生きるってどんなこと?を問いかける、メンタルヘルスの講座を開催2児のママ・阪本有子さんが主宰する「いきはぐ大学山梨校」が企画する、精神科医 小栗哲久さんのミニセミナーは今回で3回目。女性が自分らしく生きることを   目的に活動するいきはぐ大学が、 この講座を開催するワケは…?   心の健康をテーマにしたインタビューです。いきはぐ大学山梨校 TEL080-4895-7319※ 10/20(月) 10:30 ?「自分らしく生きる」をテーマに小栗哲久さんのミニセミナーを行います。会場は昭和町ブルーハウス。参加費3000 円。