ブックタイトルちびっこぷれす Chibikko press 2014年9月号 NO.184

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概要

ちびっこぷれす Chibikko press 2014年9月号 NO.184

11 「子どもたちにとって、僕は大人というよりちょっと頼りないガキ大将ぐらいの存在かも」と笑うのは、“たけちゃん”こと藤本岳さん。野外教育の専門家であるたけちゃんと、元幼稚園教諭のたまちゃん(服部珠美さん)をスタッフに、園舎は持たず、森や田んぼ、畑をフィールドに活動しています。 体ほどもある大きなリュックを背負って歩く子どもたち。道中の身支度もすべて自分の力で行ないます。「こぼれてるよ」などの指摘はしても、簡単に手助けしたり急かしたりせずに見守る大人たち。「水筒重い!」「リュックに入れたら?」「持ってあげようか?」など、異年齢の子どもたちが話し合って助け合う姿がよく見られます。 畑や田んぼで収穫して、それを週末クラスで料理するのも全部子どもたち。メニューを考え、包丁やマッチも自分で使います。「猟師さんに鹿をさばいてもらった時も泣くどころか、鹿また食べたい!って言ってましたね(笑)」。 子どもたちを一言で言うと?の問いに、「たくましい」と一言。「体と五感、全部を使って力を出し切っている。自然とふれ合ってわいてくる子どもたちの発想に、毎日驚かされています」。森のようちえん にっこにこ畑の収穫物を料理することも多いそう。田植えや稲刈りはもちろん、カカシ作り、七草がゆや味噌作りなど、季節を感じるイベントが行なわれています。この日は畑の日。鎌の扱いも馴れたもの。「何にも自分ではできないんです」と言われて数ヵ月前に入ってきたばかりの子もいるというから驚きます。森のようちえん にっこにこ月?金曜 9:30?14:00場所=武田の杜(甲府市)・金川の森(笛吹市)・甲府市北部の田んぼや畑対象=3~5歳会費=月25000円TEL080?5016?7215 (藤本) ※単発で参加できる週末クラスあり。9/28は稲刈り&周辺散策を行います。月・水曜日は親子で体験可能な日。0?6歳児が親と一緒に森へ出かけます。夏休みなどの休暇期間は小学生も参加可能。