ブックタイトルちびっこぷれす Chibikko press 2014年9月号 NO.184

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概要

ちびっこぷれす Chibikko press 2014年9月号 NO.184

10 1950年代のヨーロッパで、母親グループが子どもたちを森の中で保育したことが始まりと言われている「森のようちえん」。遊具も教材もない自然の中で、子どもたちの自主性を重視しながら行うその保育スタイルが近年注目を集めています。山梨県内にもいくつか森のようちえんを日常的に実践しているグループがありますが、ウブントゥもその一つ。 森の神様に並んでご挨拶をした子どもたちは、園舎に隣接している森に飛び出します。手作りのブランコに乗ってみたり、坂を滑り降りたり、虫やトカゲを捕まえたり、子どもたちは思い思いに自分の時間をすごします。その中で見つけた、「この虫はなんだろう?」「畑を荒らしたのは誰?」などの疑問こそが子どもたちの学びの時。大人は答えを用意せず、自分の考えを導き出せるよう促し見守ります。「自然の中には、そんな考えるきっかけがたくさんあるんです」と、園長の大沼さん。森で起こる毎日の出来事が、自分で考える力、生きる力を身につける一歩になっているようです。 また、遊びも学びもバランスよくと、制作やリトミック、一人ひとりに合った教材を使った学習、好きな本を読む時間なども設けられています。森のようちえん ウブントゥ森のようちえん ウブントゥ月~金曜 7:30~ 18:30忍野村内野3406-2対象=3~5歳会費=月50000円TEL0555-84-1115※10/26は開放日(要予約)。「ウブントゥ」とは、南アフリカの言葉で「みんながいるから私がある」という意味。お互いが一人ひとりを大切にし、自然も含めすべてのつながりに感謝したいという主宰者の思いが込められています。