ブックタイトルちびっこぷれす Chibikko press 2014年7月号 NO.182

概要

ちびっこぷれす Chibikko press 2014年7月号 NO.182

33やせよう…　シロ（猫）を連れて動物病院に行った。胃腸の調子が悪いのだが、お腹を触っても腸の様子がわからない。脂肪が厚すぎて…。体重８、２㎏。寝転ぶと、ホテルの枕かアザラシ。歩いている時に擦り寄られると転びそうになる。エサの回数も量も決めて与えているので、なんでこんなことになっちゃったのかナゾだが、とにかく減量は必要だ。肥満が病気に影響もしているようなので、せっぱ詰まっている。　せっぱ詰まっているのは私も同じだ。先日、高校卒業以来18年ぶりの同窓会があった。３ヵ月ほど前から日程がわかっていたのでダイエットしていかなきゃと思ったが、むしろ体重は増加。しかも出かける支度は前日の夜中に始めた。何を着て行くかも決めてない。最近おしゃれして出かける場もないので新しい服もないし…。とりあえず自分で縫ったずん胴のワンピースを来てみるが、なんか太って見える。ではない、太っているのがよくわかる。仕方なく実家のクローゼットを探す。友人の結婚式や仕事で着ていたスーツやワンピース。色々あるじゃーん、これはけっこう太ってた時に買ったから…。ダメだ。端から着られない。上着はよくてもスカートなんてお話にならない。どうしよう。午前３時。「もう制服を着ていくしかない」（ちなみにセーラー服）というところまで追いつめられた。　元々あまり化粧もしない性質の私は〝子育てに疲れている感?は出したくないと思いつつ、増々お構いなしになっている。ネイルをしているママに聞きたい、「どの時間帯にやってるの？」。爪切るだけで精いっぱいなんです、私。だが、こないだ幼なじみの男性と話していたら「母親はある程度きれいでいてくれた方がいい」って。老眼鏡をかけただけだって、けっこうショックだそうだ。今２歳の息子もある日、よそのお母さんの方がきれいだと気づく日が来るのだろう。とりあえず、「ついて来るな」とか言われないように、お母さんと一緒にやせよう、ね、シロちゃん。やっぱり子どももキレイなお母さんの方がいいかなぁ…。とにかく、このままじゃいかんっ。