ブックタイトルちびっこぷれす Chibikko press 2014年4月号 NO.179

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概要

ちびっこぷれす Chibikko press 2014年4月号 NO.179

34ヤダよ! ついに始まった。「オムツ替えないよ!」「ご飯食べないよ!」「お散歩行かないよ!」「ヤダよ!!」。こちらが言ったことを、いちいち全部否定する。ヤダがこじれると「ヤダヤダヤダよ!」。勢い余って「あーちゃん(お母さん)いらないよ!」。ああそうですか?だ。 こちらも色々考える。無理せず、タイミングをずらしてみたり、「自分でできるんだよね?、えらいね?」とかほめてみたり。「着替えるなっしー!」と、ふなっしーで乗せてみたり。でも、「あ、怖い音がしてる」とか脅したり、「じゃあ行っちゃうからね」とか突き放したりもしてしまう。「いい加減にしなさいよ!」と怒ってしまったこともある。 そんなある日、ヤダヤダで朝ごはんが進まなかった時のこと。もう何と言って食べさせるか考えつかず、思ったままを言ってみた。「あのねぇ、あーちゃん、ひで君(長男)が大好きだから、大きくなれるように、元気でいられるようにと思って一生懸命ご飯作ったの。だから、いっぱい食べてくれるとすごく嬉しいよ。バンザーイってなるよ」。「はーい」。素直に食べた。全部とはいかないが、ちゃんと食べた。 そっか。自分なりに納得したいよね。口に運ばれたものを黙って食べ、着せられるままに服を着て、「はい、お風呂だよ」「出かけるよ」と親のペースにくっついて行動する、そういうところから脱皮しようとしてるんだね。自分の気持ちや考えが、色々出てきたんだ。赤ちゃんの頃と同じように一方的に世話をしてあげるとこから卒業してないのはお母さんの方でした。思い通りにいかなくて当たり前か?。別の意味で思い通りにいかない子たち(犬猫)と一緒にいながら今ごろ気づいたよ。 腰痛がひどくてつらかった時、「あーちゃん腰が痛くて疲れちゃったから、やろうって言ったことは一緒にしてほしいよ」と言うと、しばらくたってから「あーちゃん疲れちゃった、ひで君がヤダヤダって言うから」と独り言。う?ん、そうは言ってないし、腰痛は君のせいじゃないけど、まんざら間違ってもいない。ちゃんとわかるんだね。ま、だからといってヤダヤダ言わなくなるわけじゃないんだけど。もう少しで2歳になる長男の「ヤダ!」が激しい。なだめたりすかしたり、あの手この手で対応してるけど…。