ブックタイトルちびっこぷれす Chibikko press 2013年12月号 NO.175

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ちびっこぷれす Chibikko press 2013年12月号 NO.175

31子どもの成長>親の成長 次男が生まれた時、長男は1歳半。それでお兄ちゃんなんて、何だかかわいそうと思ったが、最近の成長ぶりを見ると取り越し苦労だったかなとも思う。自分でファスナーを開けて上着を脱いだり、散歩に行く時は靴を履くために自分で玄関に座り、戸を開けて、閉めて、「カギ、カギ」と鍵をかけろと言ったり。おやつに「何食べようか」と言うと「パンパン(パンのこと)食べたいな?」。いつの間にかパンを口に入れてモゴモゴしているので「どこにあったの?」と聞くと「ここ、ここ」とテーブルを指し、会話もけっこう成立する。日中「おとしゃーん(お父さん)」と呼んで「おとしゃん会社行っちゃった」と一人で納得したりして、色々なことへの理解も進んできたようだ。 次男に対しては今のところ、やきもちをやくこともない。泣いていると、のぞきこんで「おっぱいかな、おむつかな」。お風呂の前に体温を測る時は、体温計を出し「れいたん(次男の呼び方)も」と挟んでくれようとする。一人で歩き…というより走り回、しゃ、男の世話を焼く今の次男のような赤ちゃんだったとは思えない。以前、猫なんて2、3ヵ月もすればだいぶ手がかからなくなるのに人間は歩くまでに1年かかるんだよなぁなどと思ったことがあったが、すぎてみればあっという間で、たった1年半でずいぶん成長しているものだ。 長男が1歳半ということは私も親になって1年生が終わり半年過ぎた。親としては成長したのか…? いや、先日も食事中「いやん、いやん」を繰り返す長男にブッツーン(感情的になったら負けと書いたことがあるが、そのときは完敗)。無理矢理食べさせようとして泣かせたあげく、1歳半を相手に「もうご飯しないからね」と小学校低学年レベルのふてくされ発言。その後、自己嫌悪か本当に腹が立ったのかよくわからない感情で泣くという、成長の「せ」の字も見られない親ぶりだ。子どもの成長に追いついてないぞ!次男が生まれ、今度は2人の男の子の親1年生。来年あたり、自分はどのぐらい成長でのかしら。ふぅ…。9月に次男が生まれた。それをきっかけに、まだまだ小さいと思っていた長男の成長に気づかされる。さて、親の自分は成長したのか…?りべり次きている姿を見ると、昨年生まれ、