ブックタイトルちびっこぷれす Chibikko press 2013年10月号 NO.173

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概要

ちびっこぷれす Chibikko press 2013年10月号 NO.173

35※療育手帳がなくても利用可ハッピーランドは、発達が気になる・発達に偏りのあるお子さんが楽しく通えるデイサービスです。安心して過ごせる環境の中で、個々の発達に応じた適切な対応・療育をしていきます。次のステージへ上がる為の一歩を応援します。あふれる言葉 単語はかなりいろいろ言えるようになった。「じいちゃん」「ばあちゃん」は当然。私のことはなぜか「あーちゃん」。本当は「おかあさん」と言える。大好きな果物の名前は、ほぼ完璧だ。おいしい時は「あまい」。食べたくないものは「あまい、あまいよ」と言って私の口に押し込もうとする。 どこで覚えたんだと思うのは「たけ(竹)」「ちょうちん」。君のこれまでの生活で提灯が登場する場面あったっけ? 誰が教えたんだか「もったいない」「うーたい(うるさい)」。息子が騒いでも「うるさい」とは言わないし、「もったいない」なんてそんなに言ってる? わが家の生活が見えるようだ。大人によく言われていることが行動と結びついているなと思うのは「なめにゃい(なめない)!」と言いながら、いろいろ口に入れる。「もういいよ」と言いながらテレビのスイッチを複数回押そうとする。意味不明で、うまく返事をしてやれない時も。「ココチヨコ」。うーむ…。推測の範囲で返事を考えている。 「とあっく とおた(トラック通った)」「じいちゃん いないねぇ」など続けて言えるようにもなって更におもしろい。ちなみに「ぶんたくん(犬の名前)まってー」は、ほぼ口癖の域。犬と一緒に散歩する時に限らず、家の中でも叫んでいる。歌もいろいろ歌えるようになり、外食中、お気に入りの一節をいきなり大声で歌い出し、静かな店内に響き渡るというステキな経験も。言葉って突然言えるようになるものでもない気がする。今まで聞いていたことをずっと溜めていて、それが時期が来ると溢れ出す感じ。かなり以前に私が歌ってあげていた歌を急に歌い出したりするので、ちゃんと聞いていたのだなと思う。 ある朝、突然「おとうさん いてあっちゃい(いってらっしゃい)」と言い、時間ギリギリの中、夫は何度も振り返ってバイバイしなければならなかった。でも、嬉しさはいっぱいのはずだ。行動も一段とせわしなく大変だけれど、その分、素敵なプレゼントももらっている。1歳5ヵ月の息子に、あふれるように言葉が出てきておもしろい。言葉で表現してくれる楽しさを日々味わっている。