ブックタイトルちびっこぷれす Chibikko press 2013年10月号 NO.173

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概要

ちびっこぷれす Chibikko press 2013年10月号 NO.173

18第3日曜13:30?16:00/会場=ダイワハウス山梨支店/参加費無料/TEL090-6132-6079(羽中田)※次回10/20はハロウィンパーティを中心に開催。ハロウィンの仮装(家から仮装してきてもOK)にカボチャのランプ作り、ハロウィンパレードに写真撮影。恒例のチョークアートや子どもたちによる縁日も行います。編集部 よりみちアートではどんなことをしてますか?羽中田桂子(よりみちアート主催者で画家、絵画教室「パレットおえかき教室」も主宰) コンクリートの地面の上にチョークで絵を描くチョークアートをはじめ、泥団子作りや廃材を使った工作、パステルでお絵描き。それからスリッパ飛ばし大会や速く走るための講座など、アートとは直接関係なさそうなことも。でもスリッパ飛ばしもアートですよ。遠くに飛ばすために、色んな子が色んな工夫をする。その一人ひとり違う表現にアートを感じます。編 羽中田さんは「パレットおえかき教室」という絵画教室を開いていますが、教室を飛び出してよりみちアートを始めたのはなぜ?羽中田 昔の子どもは学校帰りに道草を食って、そこで色々な経験をしていましたよね。そういう場を作ってあげたかったんです。そこには子どもたちを見守る、たくさんの大人もいる。編 チョークアートは必ずやってますね。それはなぜ?羽中田 小さい子もできるし、描いた絵の世界の中に入って、想像しながら遊べるところもいい。最後に寝転んで絵の中に入ったところを写真に撮っています。昔はよく道路に落書きして、怒られましたよね。あの感覚を今の子どもたちにも体験してほしいというのもあります。ここでは怒られませんけどね。編 羽中田さんが美術的な活動に携わる時、子どもにどのように接していますか?羽中田 自分が感じた気持ちを表現するように伝えています。それが他の子と違ってもいい。その子の気持ちが伝わる絵になれば「すごい!」って言ってあげる。そこから自由な表現は生まれるし、夢を堂々と言えることにもつながると思っています。編 なぜ子どもたちにアートが必要?羽中田 今の世の中って、ゼロから何かを創り出す経験がなかなかできない。でも多感な時期に、アートの世界でそれをやっていると、きっと創造性も思考力も育つと思います。編 子どもたちには、どんなふうに成長していってほしいですか?羽中田 子どもの表現や、それに熱中している表情を見ていると、きっと彼らは色んな自由な夢を持っているんだと思うんです。それを周りに言われて諦めたり流されたりするんじゃなく、夢の方に当たり前に歩いて行けるような子になってほしいです。よりみちアート子どもたちには、よりみちもアートも必要!