ブックタイトルちびっこぷれす Chibikko press 2013年10月号 NO.173

概要

ちびっこぷれす Chibikko press 2013年10月号 NO.173

13　穴のあいた木のパーツやレールを組み合わせて、ビー玉の通り道を作っていく「キュボロ」。「こうしたらどうだろう？」と、見えない所まで想像しながら、色んな工夫をする楽しさを味わえるのは５歳くらいからでしょうか。３歳くらいの子どもなら、ビー玉の動きを見るだけでも楽しいと思います。別の積み木を組み合わせると、さらに遊びを広げることもできます。　生まれたばかりの赤ちゃんには、「トランスパレント」をおすすめ。光を通す半透明の紙を折って、モビールにしたり窓にはったりして使います。赤ちゃんにとっては、ちょうどいい視覚の刺激になるのではないでしょうか。育ててくれると思います。　以上、ヨーロッパのおもちゃを中心に紹介しましたが、それらの特徴は“子どもが主役”に作られていることだと思います。例えば小さい子が、小さな積み木をつまんで落とすことに熱中している。大人が見ると何でもないことに見えるかもしれませんが、その時子どもは、初めてそれができたことの喜び、視覚や触覚などの五感の刺激を味わっています。そうした子どもの視線に立って作られた、優れたおもちゃのことを伝えていきたいと思っています。　　お絵描きが大好きなお子さんには、ドイツ・シュトックマー社の「蜜ろうクレヨン」を。発色がよく、ほのかに甘い香りがするのが特徴。なめても安心です。グーで握ってなぐり描きをする頃には、ブロックタイプがよいと思います。　美しい音色で、子どもたちの音楽的な感覚を刺激してくれるのが「アウリスライヤー」。ドとファがないペンタトニック音階のハープ。ただ自由に弾くだけで、やさしく癒されるような音楽が流れ出る不思議な楽器です。　その他、美しい色彩の「ドールハウス家具セット」や「キューブモザイク」なども、子どもたちの創造性や色彩感覚をキュボロ・クゴリーノ／22050円アウリスライヤー／31500円トランスパレント／10枚672円、セット（11色99枚+ガイドブック）882円ドールハウス家具セット／6741円蜜ろうクレヨン（左＝ブロックタイプ、右＝スティックタイプ）／各1470円キューブモザイク／4620円【トーイ・デコ】笛吹市石和町松本477-1／TEL055-263-2788／11：00?19：00／水曜定休“アートなおもちゃ”ってどんなおもちゃ？　トーイ・デコ須田秀美店長にききました…