ブックタイトルちびっこぷれす Chibikko press 2013年10月号 NO.173

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概要

ちびっこぷれす Chibikko press 2013年10月号 NO.173

11することもあります。断片より連続。昨日の楽しかった活動の続きを、今日も保証してあげたいと始まったプログラムです。上手にできること、立派にできることは問題外。「子どもたちが楽しいと感じてくれれば、それ以外に求めるものはありません。アートって、評価した瞬間につまらないものになってしまうから」と、川瀬園長。バイリンガル保育で知られる同園ですが、この場面では英語の習得もあまり重視していません。外国人教師は英語で話し、日本人教師は日本語で話す。それを子どもたちも普通に受け入れています。 最終日、活動を振り返って絵を描く子どもたち。教師は子どもたちの言葉にやさしく耳を傾けますが、決して「あれがないのは変」とか「そこはこの色で塗りなさい」とかは言いません。そして活動以外のことを描き始めた子どもには、そっとスケッチブックを渡して、彼の描きたい気持ちに応えます。 「“楽しい”を通して子どもは最も発達する」が、バンビバイリンガル幼児園のモットー。絵画や工作などの創作を子どもたちが心から楽しむ時、彼らはそこで心身を自由に解放させながら、同時に“楽しい”を見つけられる感性を培っていると考えています。「子ども時代は、その楽しい時間が1秒でも長ければいい。それがあればあるほど、将来直面する困難や挫折を乗り越えられるように成長してくれると思うんです」。【バンビバイリンガル幼児園】南アルプス市徳永1605/TEL055-280-0500ぐしゃぐしゃの感触を楽しむところからスタート。色の変化、形の変化も不思議。ピクニックの絵を描き終わったら、別の絵を描き始めた男の子。スケッチブックを渡されて、満足するまで描き続けます。お弁当に何を入れようかな?みんなが作り終わっても、まだまだ飽き足らない2人。