ブックタイトルちびっこぷれす Chibikko press 2013年9月号 NO.172

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概要

ちびっこぷれす Chibikko press 2013年9月号 NO.172

34叱るのって難しい 息子が1歳をすぎた頃から感じていることだ。くどくど説明して伝わる年齢ではない。でも真剣じゃないと伝わらない。短く叱った後も、反応を見ながらどう切り替えれば…? 感情的に叱るのはむなしいことだと、猫で身に染みてわかっている。ずいぶん前、何が原因かも忘れたが、思わず「なんでわからないの?!?」と新聞で床を叩きながら(猫は絶対に叩かない)叫んだことがあるが、まあ、その後のむなしいこと。猫はびっくりするだけ。行動が改善するわけもない。完全に無意味。感情的になったら負けだなぁ。 息子に対しても、できるだけ叱らずにすむ状況を作る努力をしてはいるが、どうしてもの時もある。今のところわが家では、人や猫をおもちゃなどで叩く、わざと物を乱暴に扱う、危ない物を口に入れることなどを注意している。今は叱るというより「教える」意図が強い。低い声で「?しちゃ、いけない」「だめ」などと言っているが、とっさに「あ!」で対応する時も。その後「?だからね」とか「?しようね」などと述べてみている。 最初は叱るとべそをかいて抱きついてきた息子も、最近は「何とかこの状況を脱しよう」と思うのか、色々とやってみる。「ないない、ば?」とか言ってご機嫌をとったり、急に窓の外を指して気をそらそうとしたり。笑顔で手をブラブラさせながらろうろして、なかったことにしようとしている感もある。それを見て噴き出さないようにするのが大変だ。そこで笑っても負けだ。 気づいたのだが、叱られた時、なぜいけないかという理屈も必要だが、「それをすると大好きな人(お母さん)が悲しむ」「大好きな人に叱られた」という気持ちは大事なんじゃないかと。そういえば犬も(犬と一緒にするなって?)大して世話もしてくれず、いつも怒ってばかりいる飼い主より、普段は穏やかで優しい飼い主に叱られる方がショックのようだ。やはり犬が飼い主を大好きであることが大事らしい。そうか…息子にとって、いつもは優しくて楽しいお母さん、大好きなお母さんであらねばなぁ。子育てして、叱るのって難しいなぁと感じている。できるだけ叱らずにすむ状況にはしたいけど…。みなさんどうしてますか?