ブックタイトルちびっこぷれす Chibikko press 2017年4月号 NO.215

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概要

ちびっこぷれす Chibikko press 2017年4月号 NO.215

47 ニューヨークに住むネッドくんが遠いフロリダのパーティーに誘われた。パーティーにむかうが、とんでもない不運に襲われる。「でもよかった!」。不運の後には幸運が。はたしてネッドくんは無事パーティーに辿り着けるのか?ラッキーとアンラッキーが交互に降りかかる構成で、テンポ良く展開するストーリーに大人もつい引き込まれる。絵はスタイリッシュなのに素朴さもあり、奇想天外な物語を静かに包み込んでいる。ラッキーな出来事はカラーで表現し、アンラッキーは白黒というアイディアも面白い。 この絵本は息子が3 歳のときに見つけた。息子は子どもの例外に漏れず、短気を起こすことがある。物作りが大好きだが、うまくいかないと道具にあたったりする。そんなとき「でもよかった!絵の具が飛び散った感じがすごくきれい!」とか、「でもよかった!画用紙の穴から何かがのぞいてるように作り替えたら面白そう!」など、アンラッキーをポジティブシンキングにねじ曲げる技を楽しめるようになった。一見無理矢理な感じでも、繰り返しているうちにポジティブな思考が板についてくるような気がするから不思議。子育ても人生も、失敗や不運が逆に彩りを添えてくれていると私は思う。 クールな訳で、パパのよみきかせにもおすすめ!おおともたけし●音楽・マジック・絵本ライブを組み合わせたパフォーマンスを全国各地で行う他、絵本の翻訳者としても活躍。訳書に『ねこのピート』シリーズ、『さわってごらん!』シリーズ。おおたか静流・室井滋・山口とも・長谷川義史ら音楽や絵本の仲間とともに被災地支援活動も継続中。南アルプス市在住。レミー・シャーリップ=作やぎたよしこ=訳(偕成社 1969年)よかったねネッドくんこの絵本を1名様にプレゼントします!希望者は左ページ(P.46)をご参照の上、応募してください。大友さんから本誌読者へのプレゼントもあります。山梨県子育て応援誌 ちびっこぷれす〔発行〕 N PO法人 子育て支援センターちびっこはうす〒400-0844 山梨県甲府市中町146-1 ちびっこぷれす編集部TEL.055-269-7056 FAX.055-269-7057TEL.080-3591-7056(編集部直通)E-mail: p ress@chibikkko-house.jphttp://chibikko-house.jp発行人編集長編 集営 業配 布配布協力特別協賛内藤香織加々美よしのり新津 幸, 藤原佳奈中村真寿美平賀友子, 中島章恵, 荻野寿代, 加茂友香安部八千穂, 草野景子, 角田 恵, 山上恵子山梨県, オギノ, 山梨中央銀行,甲府信用金庫, くさかべ幼稚園横森 隆, Y SK e -comVol. 1Chibikko Press大友 剛大友さんの絵本ライブPRESENT www.youtube.com/watch?v=kOvs9sbdIy0 !ピアニカ王子の絵本コラムRecommendR E C O M M E N D