ブックタイトルちびっこぷれす Chibikko press 2016年10月号 NO.209

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概要

ちびっこぷれす Chibikko press 2016年10月号 NO.209

16 「キノコ見つけたよー!」。「ミミズいっぱい集めた!」。子どもたちの歓声を吸い込む広い森…。午前中はダイナミックに活動する森のようちえん、午後は教室内でじっくりモンテッソーリのメソッドで活動を行うユニークな園です。「意外な組み合わせに思えるかもしれませんね。でも、異年齢での関わりや本物にふれることを大切にしている点、子どもが自由に自分の発達に合った遊びを選べる点など、根幹は共通点がとても多いんです」と横田聖美さん。 2015 年に現在の園舎に引越し、開園して10 年目の2016 年8 月、こども園として認定されました。「山梨の森のようちえんでは初ですね。富士河口湖町の後押しと県の理解が富士河口湖町勝山3407-1TEL0555-72-99958:00 ?17:00午後は教室で静かに集中する時間。モンテッソーリの教具から好きなものを選んで楽しみます。終わったら、きちんとしまってから別のおしごと(モンテッソーリの活動)へ。キノコや幼虫探し、たき火やそり滑り…。森には遊びの素材があふれ、楽しみ方も無限。「雨の日も子どもたちには楽しみ。森のぬかるみをすべり台にして大興奮ですよ」。午前は森のようちえん、午後はモンテッソーリあればこそ。感謝しています」。 園にほど近い2つの森が午前中のフィールド。その中で子どもたちは思い思いにすごします。父兄手作りの木製遊具で遊ぶ子、ミミズ探しをする子、マッチで火をおこす子、ノコギリで木を切る子。それを言葉少なく見守る大人の姿が印象的です。「危険なことも大事な体験。火も包丁も、小さいうちから本物を使ってきた子の方が大きなケガをしないですね。大人ってつい先回りして口出ししたくなるけど、子どもには考える時間、何度もトライする時間を保証することが大事です。そうしてすごした経験が、自分で考え、自分の意見を伝えられる基礎を育むと思うんですよ」。Fuji こどもの家 バンビーノの森保育機能施設型認定こども園