ブックタイトルちびっこぷれす Chibikko press 2016年4月号 NO.203

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概要

ちびっこぷれす Chibikko press 2016年4月号 NO.203

11産師を募集しています。市町村の新生児訪問、病院勤務、自宅出産のアシスト…と、それぞれのキャリアがあって、たくさんの親子に接してきた助産師がいるっていうのは、私の誇りでもあるんです。日帰りケア・母乳相談・育児相談編 日帰りのサービスもありますね。榊原 宿泊が難しい方のために行っています。多目的スペースを仕切ってプライベート空間を作り、助産師のケアを受けたり、ゆっくり休んだりできます。編 日帰りケアとは別に母乳相談や育児相談のメニューもあるんですね。榊原 母乳相談は、おっぱいが痛くて困るのですぐに見てほしいというような、駆け込み的なケアに対応するためのものです。料金的には日帰りケアの方がお得なので、時間的に余裕がある人はそちらをおすすめします。育児相談は子どもの年齢制限もないので、より幅広い人が利用できるはずです。編 24時間体制で行っている電話相談の利用状況はどうでしょう?榊原 思った以上に利用者が多いです。夜中にかけてきたり、県外からかけてきたり…。子育てのことを相談してきたけど、よくよく聞いてみるとパパとの関係で悩んでいたり、つらかったお産のことを引きずっていたりというケースもあります。そういうことを吐き出す場所がないまま、今まで子育てしてきたんですね。あそこに行けば何とかなる編 産前産後ケアセンターを今後どのような場所にしていきたいですか?榊原 産後数ヵ月のママだけじゃなく、また特に悩みがなくても、様々な人が集まる場所にしたい。ベビーマッサージやマタニティクラスなどのイベントもそんな思いで企画しました。宿泊利用のママが、ベビマに来ているママたちと交流できるのもいいですね。今後は産後ママの健康教室や食に関する教室、出産前のパパママ学級や孫育て講座もやりたいです。子育て中の人が、困った時はあそこに行けば何とかなるって思ってもらえる場所にしたいんです。編 支援センターとはまた違った、子育て支援の拠点になりそうですね。榊原 後藤知事をはじめ、県の関係者がこの施設にかける期待の大きさも感じています。市町村の保健師さんも積極的にママたちに声かけしてくれているようです。編 利用申請を行う市の窓口と上手に連携できるといいですね。榊原 特に甲府市の保健師さんたちは、困っているママがすぐに利用できるようにと、かなり臨機応変に対応してくれています。それは本当に嬉しいこと。また現段階で唯一、日帰りケアへの補助を決めた南アルプス市。あそこは産後ケア事業をその後のホームスタート(子育て中の家庭のサポートにボランティアを派遣する事業)につなげようとしている。広い視野で母子保健を考えていて、私たちも刺激を受けています。やっぱり助産師だけじゃなく、地域の保健師や行政の職員、子育て支援団体のスタッフやドクターの力も借りて、この施設を盛り上げていくのがいいですね!●日帰りケア助産師による体のケアや育児相談、授乳や沐浴指導、あるいはひととき赤ちゃんを預かってもらってゆっくり休みたいなどの要望に応じる、宿泊ケアのミニチュア版。10:00.16:00/対象=産後6ヵ月くらいまでのママと赤ちゃん/料金=13000円●母乳ケア・育児相談月齢等に関わらず誰でも利用可。助産師が対応します。電話予約をして受入体制が整えば、すぐにでも利用できます。料金=母乳ケア1時間5000円(30分3000円)、育児相談30分3000円●電話相談助産師が24時間対応。母乳のこと、ママの体の不調、子育ての悩みやストレスなど、何でも相談できます。利用料無料。TEL055-269-8110