ブックタイトルちびっこぷれす Chibikko press 2016年1月号 NO.200

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概要

ちびっこぷれす Chibikko press 2016年1月号 NO.200

8●遊美っこ・中込ゆうさんのこの一冊「そのつもり」紹介者●中込ゆうさん(遊美っこ主宰) 「そのつ森」という森の中で、動物たちは空き地をどのように使うかの会議を延々と繰り返しています。穴を掘って温泉にする、山より高いものを作る…。次々出てくる提案に動物たちは「いいねえ、それ」と、そうなったつもりで想像を広げながら楽しんでいるのですが…。 荒井良二さんは大好きな絵本作家。型にはまらず、子どものように自由な絵だけれども、実は緻密に考えて描いているのではと想像しています。子どもたちと森に出ていく時、おもちゃも遊具もないその場所で、「ここは海の中」「ここは竜宮城」「これはお魚」と、想像をふくらませながらごっこ遊びをすることがあります。この絵本を知っている子どもたちはそのたびに「いいねえ、それ」と、絵本のフレーズを繰り返します。そんな子どもたちとのひとときを思い出して選んだ一冊。鳥になったつもりでものを見る、アリになったつもりで絵を描く…。“そのつもり”になるってホントに面白い。違う自分になりきって心から楽しめるのって、4歳から6歳くらいの幼児が得意なんですよね。そんな彼らの時間を大切にしたいと思っています。荒井良二(講談社 1997 年)「自然とアート」をテーマに、主宰の中込ゆうさんが子どもたちに様々な体験の場を提供しています。木の実で工作、お花見をしながらお絵描き、氷を使ってにじみ絵など、その内容は多彩。森や畑、カフェや公共施設など様々な場所で開催します。●月1回開催/対象=2歳~小学生参加費= 1000円TEL090-9320-9842(中込)【遊美っこ】“そのつもり”になれば、ページをめくるたび違う自分に会える…