ブックタイトルちびっこぷれす Chibikko press 2015年10月号 NO.197

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概要

ちびっこぷれす Chibikko press 2015年10月号 NO.197

8鳴沢の牧場からやって来た馬の耕太郎。馬耕や馬搬以外にも、イベントでは子どもたちを乗せての乗馬体験で活躍。 自然と共生し、持続可能な生活を考え提案していくことを目的に活動するNPO法人。都留市を拠点に、様々なワークショップをイベント的に開催しています。大豆・小麦・米の栽培は、種まきから収穫までの時間を通して、作物の成長を肌で感じながら学ぶことのできるプログラム。子どもたちは鎌を持って畑に入り、自分の背丈以上もある草を刈ってみたり、自分たちで火をおこし収穫した野菜で食事を作ったり。また、昨年からは家畜と暮らす文化を次世代につなげようと馬の飼育を始め、木材を馬が運ぶ“馬搬”や、田畑を馬が耕す“馬耕”なども行っています。馬のエサには草刈り後の草も活用し、その馬糞がまた畑の肥料として利用されることで自然のサイクルも生み出しています。 子どもたちは食べものを作るという暮らしの基本を一から体験することで、自然の恵みを体で感じ、自然の循環について考えるきっかけにもなっているよう。「ここでは一人ひとりが役割を持っています。自分でできるんだという体験は子どもたちにとって自信にもつながっていると思う」と、スタッフの青木麻耶さん。10/3(土)には稲刈りと枝豆の収穫、10/24(土)には大豆の刈り取りとナスのタネ採りを行います。地域で古くから栽培されてきた在来の種。農薬や化学肥料を使わず栽培しています。ネットやイベントで購入可能。NPO法人 都留環境フォーラム都留市十日市場1531-2TEL0554-46-00399:00~ 18:00/土日祝定休栽培した小麦を丸ごとひいて全粒粉に。イベントではその全粒粉を使って肉まん作りを体験しました。代表理事である加藤大吾さんが飼育している羊。羊毛や羊乳をとったり、羊肉を食べることもあります。「神様のおうちを建てるよ」。火おこしは子どもたちが担当。失敗を繰り返しながら、火がついた時には歓声が!