ブックタイトルちびっこぷれす Chibikko press 2015年9月号 NO.196

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概要

ちびっこぷれす Chibikko press 2015年9月号 NO.196

18“ピアニカ王子”大友剛さん。全国を公演で駆け回る大友さんが、山梨に移住を決めた理由は?偏差値教育は子どもの幸せにつながらない 音楽とマジックと絵本を組み合わせたパフォーマンスで、全国の子どもたちを楽しませている大友剛さん。グラフィックデザインや美術の仕事をしている妻の美貴さんとともに、山梨に移住したのは一昨年のことでした。きっかけは南アルプス市にあるバンビバイリンガル幼稚園。同園を公演で訪れた剛さんが、そのあたたかい雰囲気と教育方針が気に入って、当時5歳の息子のために入園&山梨移住を決めたのだといいます。 「山梨には南アルプス子どもの村小学校があるので、いずれは移住するつもりでした。バンビのおかげでそれが1年早まりましたね」と、剛さん。夫婦とも自由教育で知られる自由の森学園出身。偏差値教育が子どもの幸せにつながらないことを知る2人は、バンビバイリンガル幼稚園や南アルプス子どもの村小学校が大切にする、個々の自由な意思や発想を大切にする教育、お互いの違いを認め合う教育に価値を見出しています。お子さんは現在、南アルプス子どもの村小に通学。座学より「プロジェクト」と呼ばれる体験学習を重視する学園生活(テストも宿題もない!)を、とても楽しんでいるようです。 「山梨は聞こえてくる音が違いますね」とは、ミュージシャンならではの感覚。電車やエアコンの室外機の音でなく、風の音や虫の声が聞こえてくる環境は、子どもたちの感性をより豊かに育むことでしょう。大友剛さん“ ピアニカ王子”の愛称で知られるミュージシャン。近年は海外絵本「ねこのピート」の訳者も務める。「山梨はものすごい早さで人と人がつながっていく。その感覚がいいですね」。大友美貴さんグラフィックデザイナー。「 ね こ の ピ ー ト 」 日 本 語版のデザインにも携わる。写真に写った2体の牛は、アートイベント・COWパレードのために美貴さんが制作したもの。