ブックタイトルちびっこぷれす Chibikko press 2015年9月号 NO.196

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概要

ちびっこぷれす Chibikko press 2015年9月号 NO.196

12香子ママ パパの転勤で山梨に来たのが10年前。その後熊本に戻って出産して、3年前にまた山梨に。子どもを産んで思うのは、山梨はやっぱり子育てしやすい。えり子ママ 森のようちえんに興味があって、独身時代に北杜市に移住しました。山梨で結婚・出産して、その後札幌で暮らしたこともあったのですが、やっぱり山梨がよくてまた戻ってきました。娘は今、森のようちえんピッコロに通っています。文香ママ パパの仕事の関係で、ずっと転勤続きです。長女を妊娠した時に山梨への転勤を告げられました。正直、山梨どこ?という感じでした。いきなり産婦人科に行くだけの生活が始まって、いつも帰りたいと思ってた。子育て支援全体が手厚い令子ママ 私も毎日泣いてました。東京で出産して、やっと子育てが楽しくなってきた時に転勤だったので…。すごく不安で、いつも東京の友だちに電話してた。それが変わり始めたのは、近くの昭和町西条児童館に行って友だちができ始めた頃かな。文香 スーパーでおばちゃんから「こういうのあるから」と渡されたのがちびっこぷれすでした。そこに載っていたにらちび(韮崎市子育て支援センター)に行って、知り合いができるとだんだん楽しくなってきた。香子 私もにらちびはよく利用します。結構、県外出身のママも多いですよね。スタッフさんもとても親切にしてくれるし、ママ同士でも相談し合える。とても助けられました。文香 無料でこんなに充実してるのは大阪では考えられない。むこうは基本的に有料ですよ。なので支援センターで子どもが機嫌悪くなって帰りたがったりしても「せっかくお金払ったんだから、遊んでよ!」ってなりがち。ゆとりを持てなくなっちゃいますよね。令子 東京だと支援センターは曜日によって利用できる年齢や月齢が決まっていて、しかもいつも混んでいる。工作とかのイベントも抽選で当たらないと参加できないんです。香子 山梨は子育て支援全体が手厚いと感じています。医療費無料化は熊本は小6までだけど、韮崎は中3までなんですよね。病後児保育もすごく助かってます。令子 助産師さんの家庭訪問は、ちょっとした不安がある時にも対応してくれる。子育てについて相談しやすい環境が整っていると思います。えり子 山梨に来てびっくりしたのは、保育園の第2子無料化です。実際には利用しなかったのですが、2人目を産む時に安心感がありました。お金を使わずに生活できる令子 山梨は公園も広いですよね。トイレも清潔だし。東京だと汚かったり、不審者などの心配もしなくちゃならないので、子どもを自由に遊ばせられない。文香 公園の駐車場が無料って大阪では考えられない。あとマンションの駐車場が無料というのも衝撃でした。大阪では1台25000円でしたよ。契約する時に「いくらですか?」って聞いたら「ついてるから」って…。えり子 物価は安いですよね。東京と比べると光熱費が高いくらいかな。令子 ガス代は倍以上する感じ。なので圧力鍋を買ったりして工夫してますが、全体的には物価は山梨の方が安いです。特に家賃。引っ越す時、家賃12万で探したのですが、12万のマンションなんて逆に探すのが難しい。どこのセレブが住むの?っていう感じになっちゃいます。パパの会社は飲食関係なのですが、こっちに転勤したのをきっかけに山梨に永住を決める社員が多いんですよ。文香 いくつもの県で暮らしましたが、今まで暮らした県の中では、山梨が一番山梨で子育てしていて、よかったことは?県外出身の4人のママによる座談会山梨での子育て、その魅力再発見!