ブックタイトルちびっこぷれす Chibikko press 2015年7月号 NO.194

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概要

ちびっこぷれす Chibikko press 2015年7月号 NO.194

9-2 1 1 +2+ 側に補正 →なくても、カメラに詳しい人から教えてもらうのが上達の早道だったりします。決定的瞬間を撮るには…編 いい写真のもう一つの要素、“ボケ”についてはどうですか?HIKARU これは一般的なレンズだとなかなか難しい。F値が小さければ小さいほど背景がボケる(⑥)写真が撮れます。お客さんからレンズの相談を受けることもありますが、「ずっと写真を続けそうだな」という人には、例えばCanonのEF24-70mmF2.8というのを勧めます。10数万円もするズームレンズですが…。編 もう少し安価なレンズだと?HIKARU CanonのEF50mmF1.8STMかな。ズームレンズじゃないので撮れない距離もあるけど、これなら1万円台でもキレイなボケ味の写真が撮れます。編 笑顔など、子どもの決定的瞬間を撮るには?HIKARU プロでも1回で撮るのは難しい。何回もそのシチュエーションを作るようにしたり、カメラを意識させないよう遠くから撮ったりと工夫が必要です。動き回る子どもを撮るのは難しいので、木の幹に寄りかかってもらったり、シーソーにまたがってもらったり、ポジションを限定するような工夫も。しゃぼん玉をやってもらったり、大きな落ち葉を持ってもらうというのもよく使う技です。編 撮った写真の保存法・活用法でアドバイスを。HIKARU 撮った写真はその日のうちにパソコンにバックアップする。できれば写真専用の外付けハードディスクを用意するといい。活用法については、いい写真はお店でプリントアウトして飾ってほしいです。プロが撮った写真と自分で撮った日常の写真をミックスさせて、アルバムを作るのもオススメ。今ならネットで安く簡単にできるものもあるので。家族の幸せな時間を残す編 子育て真っ最中のHIKARUさんですが、子どもができて撮影する時の気持ちも変わりました?HIKARU 他人の子どもがよりかわいく思えるようになりました。一人ひとりが大切な命で、家族それぞれにもドラマがある。それを実感しているので、親の表情もなるべく多く撮るようにしています。編 親御さんもいい表情をしてますね。HIKARU 先日、毎年のように私が撮影をさせていただいている方のお宅に遊びに行ったんです。そしたら家の中に私の写真が何枚も飾ってあった。子どもが小さい時って、もしかしたら家族にとって一番幸せな時かもしれない。それが写真として残るって、すごい宝物なんだなと改めて思いました。そしてその幸せな時間を、私が撮らせてもらっていることの喜びも再確認したんです。 ①次回の撮影会の予定は7/5(日)・25(土)8/9・23(日)。詳細はブログにて紹介。http://ameblo.jp/naturalfamilyphoto②子どもの目線になって撮影。子どもの見ている世界に視線を合わせることが、自然な表情を撮るための第一歩。③HIKARUさんが撮影した逆光の写真。顔全体に光が回り(影ができない)、光の中から浮き上がったような幻想的な雰囲気。④逆光時の設定をカメラ任せにすると、人物の顔が暗くなってしまう。AVモード(絞り優先モード)やマニュアルモードで、図のように+側に露出補正することが必要。⑤写真教室の一コマ。最終的にはマニュアルモードで、絞り・シャッター速度・ISO感度などを自分で設定して“撮りたい写真を撮る”ことを目指します。⑥赤丸で囲んだF値が小さいほど背景がボケた写真が撮れる(量販店で販売している一般的なレンズだとF値は最小4くらい)。ちなみに③の写真はF値2.5で撮影。特別なレンズが必要。【レンズの名称】EF24-105mm F4L IS USM