ブックタイトルちびっこぷれす Chibikko press 2015年6月号 NO.193

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ちびっこぷれす Chibikko press 2015年6月号 NO.193

36小児科Dr. 宮本の連載コラム午後10 時、クリニックにて…    ?おほしさまの先生からの子育て応援“談”!?宮本直彦(みやもと・なおひこ)小児科医。山梨市加納岩総合病院勤務などを経て2004年、昭和町で夜間や休日の小児救急にも対応する医院・げんきキッズクリニックを開業。2009 年春、移転してリニューアル。クリニックと同じ敷地内に「げんき夢保育園」を開園。Vol.122 子どもの権利条約 清々しい気候が続いていますね。私は週末に庭の草取りをしたり、庭で真っ青な空を眺めながらお弁当を食べたりして、蚊もいないので気分よくすごすことができました。2月号で取り上げたウォン・ウティナン君の裁判が4月23日に東京の高等裁判所で開かれました。平日にも関わらず、山梨外国人人権ネットワーク・オアシスとウティナン君の裁判を支える会のメンバー私も含め総勢20 数人が、傍聴席に座りました。私はこれまで裁判の傍聴をした経験がなく、当事者でないにも関わらずとても緊張しました。裁判はウォン・ウティナン君本人の訴えがメインでした。その訴えを、裁判官がしっかりと本人の顔や傍聴席の様子を見ながら聞いてくれていました。彼や傍聴席で応援している人の思いを受け止めてくれたのではないかと思っています。次回は7月に開かれ、今年中には結論が出る予定です。現在、本人は高校1年生として勉学に励んでいるので、早く安心して生活できるようになってほしいと願っています。 そんな出来事も身近であったため、今月は子どもの人権について考えたいと思います。日本では昔、子どもは生活を支えるために労働を強いられ、貧しい家庭では人身売買されることもありました。今でも貧しい国々ではそのような現状があります。1989 年、国連によって子どもの基本的人権を保障するために定められた条約が「子どもの権利条約」というものです。日本は1994 年に批准しました。現在、150 以上の国が条約を締結しています。条約では子どもを18 歳未満と定義しています。世界の子どもたちの強い味方 戦争に巻き込まれて怯えながら暮らしていたり、防げる病気で命を落としてしまったり、学校にも行けずにつらい仕事を1 日中しなければならなかったりと、世界にはまだまだ厳しい暮らしをしている子どもたちが大勢います。こうした子どもたちをはじめ、すべての子どもたちにとって「子どもの権利条約」は強い味方になっています。条約の4 つの柱 この条約の4つの大きな柱が以下の通りです。①生きる権利…子どもたちは健康に生まれ、安全な水や十分な栄養を得て、健やかに成長する権利を持っています。②守られる権利…子どもたちはあらゆる種類の差別や虐待、搾取から守られなければなりません。紛争下の子ども、障害を持つ子ども、少数民族の子どもなどは特別に守られる権利を持っています。③育つ権利…子どもたちは教育を受ける権利を持っています。また、休んだり遊んだりすること、様々な情報を得て、自分の考えや信じることが守られることも、自分らしく成長するためにとても重要です。④参加する権利…子どもたちは、自分に関係のある事柄について自由に意見を表したり、集まってグループを作ったり、活動することができます。その時には、家族や地域社会の一員としてルールを守り行動をする義務があります。ユニセフの活動 今回、世界中の子どもたちの命と健康を守るために活動する国連機関であるユニセフを調べることで、「子どもの権利条約」を作り、その条約がユニセフ活動の基盤となっていることを知りました。ユニセフは世界のどこに生まれても、持って生まれた可能性を十分に伸ばして成長できるように「子ども最優先」を掲げて支援活動を続けています。発展途上国の子どもたちにはワクチンを供給したり、トイレを設置したり、紛争地域に救援物資を配布したり、中央アフリカ共和国では子ども兵士ら300 人以上を解放したりしました。日本でも、現在も東日本大震災後の被災地での救援活動を行なっています。この条約が生まれたことで、世界中で子どもたちの保護をさらに推進する法律の改訂が進みました。ただ現実にはまだまだ、子どもは大人の所有物と考えられ、様々な搾取や虐待を受けています。私はユニセフのT シャツなどを購入し応援させていただいています。電気を考えよう② 電気に興味が出てきた私は、節電に関心を持ちました。自宅ではこまめに電気を消すよう心がけるようになり、節電タップを買って待機電力をゼロにしました。冷蔵庫の冷蔵室は食材を中心に集め、冷凍室は保冷剤で隙間をなくすことで省エネになると知り、意識するようになりました。消費電力がわかるワットチェッカーを買って、電力がどの程度使われているかを意識し始めました。参考文献:ユニセフホームページ http://www.unicef.or.jp/