ブックタイトルちびっこぷれす Chibikko press 2015年1月号 NO.188

ページ
9/44

このページは ちびっこぷれす Chibikko press 2015年1月号 NO.188 の電子ブックに掲載されている9ページの概要です。
秒後に電子ブックの対象ページへ移動します。
「ブックを開く」ボタンをクリックすると今すぐブックを開きます。

ActiBookアプリアイコンActiBookアプリをダウンロード(無償)

  • Available on the Appstore
  • Available on the Google play
  • Available on the Windows Store

概要

ちびっこぷれす Chibikko press 2015年1月号 NO.188

9●絵本セラピスト・大杉美智絵さんさんのこの一冊「ラッキー☆ガーコ」紹介者●大杉美智絵さん(絵本セラピスト) 決めゼリフは、「おれってラッキー☆」。鳥のガーコは木から足をすべらせて、水の中に落ちて濡れてしまうのですが、もし土の上だったら汚れてしまっていたし、火の上だったら焼き鳥になっていたかも…。だから水の中に落ちたのはラッキーだったんだと、次から次に起こるアンラッキーを自分の中でよい出来事に変えていきます。図書館でたまたま見つけて手に取ったのですが、テンポよくストーリーも面白いので子どものよみきかせにもピッタリ。コミカルなタッチで描かれた明るくポジティブシンキングのガーコが、なんだか憎めないキャラなんですよね。 絵本を通して、心の癒やしや自分自身の中での気づきのヒントを提供するのが絵本セラピーです。私は昨年、絵本セラピストの資格を取得して活動を始めたのですが、そこでもこの本を使うことがあります。困難や壁が立ちはだかっても前向きに進んでいく、自分がダメだと思っているところや嫌いなところだって、裏を返せばいいところだったり強みにもなる…。そんなステキなメッセージが伝わる一冊です。きしらまゆこ(ひさかたチャイルド 2007年)地域のよみきかせボランティア「たんぽぽの会」のメンバーとして小学校の朝の読書でよみきかせを行う他、絵本セラピストとして絵本を使ったワークショップも開催。2/3には南アルプス市の古民家カフェ・ぴゅあにて絵本セラピー(詳細はP.27参)を行います。【絵本セラピスト・大杉美智絵さん】「おれってラッキー☆」…すべての不運を幸運に変える言葉